コマンドプロンプトで py --list-paths を実行すると、すべてのバージョンのインストール先を確認できる。
右端に *マークが付いているものがデフォルトのバージョン。
Pythonランチャー(py.exe)
Pythonランチャーは、デフォルトのバージョンには関わりなく、複数のバージョンのなかから、常に一番新しいバージョンでプログラムを実行してくれる。
pip -m install xxxx デフォルトのバージョンにxxxxがインストールされる。
py -m pip install xxxx 最新のバージョンにxxxxがインストールされる。
ファイルごとに実行バージョンを切り替える
プログラムの先頭に以下の行を加える。この場合は、Python3.10でプログラムが実行される。
#!python3.10
コマンドで実行バージョンを切り替える
実行バージョンを3.10でプログラムが実行される。先頭行でShebangが指定されている場合でも、コマンドの方が優先される。
py -3.10 yyyy.py
py -3.10 -m pip list
実行バージョンを指定したライブラリのインストール
複数の実行バージョンがインストールされていて、3.9にライブラリをインストールする場合は、以下のようにインストールするバージョンを指定する。
py -3.9 -m pip install zzzz 3.9にライブラリがインストールされる。
py -m pip install zzzz 最新実行バージョンにライブラリがインストールされる。